小児科はやしクリニック

新潟県上越市春日野の小児科、アレルギー科の小児科はやしクリニック

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予防接種のコーナー

最初のワクチンー肺炎球菌ワクチン接種、ヒブワクチン、B型肝炎ワクチン、ロタウイルスワクチンです
生後2か月からの接種がお勧めですーワクチンデビューです

肺炎球菌は、鼻炎や喉の炎症を起こす身近な細菌です。体力や抵抗力が落ちたときには、普段は入り込まない場所に菌が侵入して深刻な感染症を起こすことがあります。代表的な感染症として、細菌性髄膜炎があげられます。日本では、インフルエンザ菌とともに細菌性髄膜炎の原因菌としてあげられ、毎年200人のお子様が罹患することが知られています。また、この菌は血液の中に入り込み菌血症や肺炎、難治性の中耳炎を起こす菌です。
小児用肺炎球菌ワクチンは、細菌性髄膜炎など、肺炎球菌による重い感染症、髄膜炎や菌血症、菌血症を伴う肺炎を予防します。接種のスケジュールは、1歳までに、ほぼ1か月ごとに3回、そのあと60日おいて4回目を受けるのが標準ですが、はじめて受ける月齢によりスケジュールが変わります。他のワクチンとの兼ね合いもあります。医師にご相談ください。

最初のワクチンー肺炎球菌ワクチン接種、ヒブワクチン、B型肝炎ワクチンです生後2か月からの接種がお勧めですーワクチンデビューです

インフルエンザb型菌(冬流行するAとかB型の風邪の悪玉インフルエンザと違います・また新型インフルエンザとは無関係です)感染は、脳を包む髄膜に感染して、高熱、頭痛や嘔吐、意識が「うとうと」する症状をおこし髄膜炎と診断されます。これは、抗生物質で治療して症状の改善があっても、時には神経の障害を残すこともあります。この菌は略称はHibです。
平成21年2月朝日新聞の記事によるとHibによる髄膜炎は5歳以下では2,000人に1人。これは、とても高い数字ですが、日本ではいろいろな報告がありますが、5歳未満児10万人に1.2人~11人と、多くて1万人に1人の報告です。欧州では5歳未満10万人に8~27人です。
この病気を予防するためにWHOの定期接種勧告をうけて90か国以上の国でHibワクチンの接種がなされ、Hib髄膜炎の頻度が十分の一に減じています。
Hib感染による髄膜炎は2歳未満児が多く、75%は2歳未満で発症しています。できれば早く接種すればよいとされ、制度上は、生後2か月から受けることができます。
なお、10月からロタウイルスワクチンが定期接種化されます。

B型肝炎ワクチンについて

肝臓病はメタボやアルコールでおきますが、ウイルスによる感染でも肝炎にかかってしまい肝臓障害をおこします。
肝炎ウイルスは、日本ではC型が多くついでB型が多いのですが、B型肝炎ウイルスは、患者様の体内のウイルス量が多いため伝染しやすいといわれています。
B型肝炎ウイルスに感染しても、症状がでずにウイルスが対外に排除される場合もあるようですが、症状が悪化して急性肝炎になることもあります。また、感染したあとウイルスが体外に排除されずに、肝臓に住みつくキャリアという状態にたることもあります。お子様は、感染後キャリアになりやすいとされています。キャリアとなった後、大人になって慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんに移行することが心配されています。

B型肝炎

日本では、約130~150万人の方がB型肝炎ウイルスに感染しているといわれています。こどものB型感肝炎ウイルス感染は、母のウイルスがお産の際に子に感染する母子感染が有名ですが、その他に感染した方からの、唾液、汗や涙からも感染します。感染するとキャリア化しやすいのは赤ちゃんです、
ウイルス感染から、お子様を守るのがワクチンです。生後2ヶ月から受けることができます。合計3回受けます。

日本脳炎の予防接種について 新しいタイプのワクチンが使用できるようになりました

Q1:日本脳炎ワクチンの必要性は?
A1:日本脳炎は今も年間20人ほど発生しております。死亡率が20%と高く後遺症も残す場合が多い病気です。九州、西日本を中心として、主に高齢者に発病し子供に少ない傾向にあります。原因ウイルスは豚の体内に潜んでいます。コガタアカイエカが媒介となり豚内のウイルスが人に持ち込まれ感染が成立します。豚の日本脳炎感染率が高い地域ほど人の感染例も多い傾向にあります。九州西日本での、豚の日本脳炎ウイルス抗体陽性率が高く、東・北日本では低い傾向にあります。豚の抗体陽性率は北陸では20~100%、年々増加する傾向にあります。不幸なことに2006年9月、から3名の子が日本脳炎にかかってしまいました。
Q2:具体的にワクチンを受ける方法は?
A2:これまで一度も接種を受けたことのない幼児期(接種年齢は概ね3~7歳6か月未満)での接種。1期として約4週間間隔で2回、その一年後に追加接種を受けます。なお、2期においても、平成22年8月末以降から新ワクチンが使用可能になりました。2期の対象者は9歳~13歳未満です。公費で無料です。

日本脳炎の予防接種について

積極的勧奨の差し控えにより接種が受けられなかった方も平成22年8月末から、改正措置によりワクチンがうけられます。
改正内容
日本脳炎の予防接種については、平成17年5月30日から平成22年3月31日までの間、積極的な接種勧奨を差し控えていましたが、この度、平成17年以降の積極的な勧奨の差し控えによりワクチン接種の機会をのがした方への対応について、国より以下のような通達がありました。日本脳炎ワクチンの第?T期は合計3回受けるものですが、受け残した分については、3歳から7歳6か月未満、または9歳から13歳未満の年齢時に接種可能となりました。詳細は、市より案内がありますが、不明な点はお問い合わせください。なお、勧奨差し控えによって接種できなかった方への接種方法は、以下のようなものです。
勧奨差し控えでできなかった第1期の不足分(1回~3回)を、政令で示す第1期の期間に相当する年齢時(6月~90月)及び第2期の期間に相当する年齢時(9歳から13歳未満)に接種ができます。
・1期1回接種後の方:のこり2回
・1期2回接種後の方:のこり1回
・0回接種の方:のこり3回

任意の予防接種について

3種混合や麻疹風疹混合ワクチンなど定期接種に定められたワクチン以外には、インフルエンザワクチン、おたふくかぜワクチン、水痘ワクチン、B型肝炎ワクチン、そして高齢者のための肺炎球菌ワクチンがあります。
インフルエンザワクチンについては別に述べます。B型肝炎ワクチンはB型肝炎HBS-抗原陽性の母体から生まれた赤ちゃん、そして一般の乳児にも勧められるワクチンです。

おたふくかぜワクチンと水痘ワクチンを受けつけております。1歳以上のこれらの病気にかかったことがない子供様が対象です。

水痘ワクチンー
水痘にかかると皮膚病変だけでなく、水痘脳炎が患者3.3万人に1人、急性小脳失調になる人が、患者4,000人に1人と報告されております。これらは希な合併症ですが罹りたくないものです。また、水疱をひっかいて細菌感染を合併することがあります。成人で水痘になると15%に肺炎を合併するというデータもあります。ワクチンはこれらの合併症に有効です。ワクチン接種後の抗体陽性率は95%、ワクチン後に罹かる人は6.2%。多いデータでは20%ですが、いずれも軽症ですんでいます。
お子様が水痘にかかって、接触した大人が未感染の場合、大人は発症します。接触から2~3日以内にワクチンを受けると発病を予防するか軽症化することがげきます。
水痘ワクチンは自費で7,130円です。

おたふくかぜワクチン―おたふくかぜの合併症で多いのは髄膜炎です。これで、脳に後遺症を残すのは希ですが、高熱、頭痛、嘔吐が続き入院を必要とする場合があります。髄膜炎の合併率は3~10%であるという報告もあります。希ですが1~2万人に1人の割合で難聴を合併します。成人男子では25%に睾丸炎を(不妊の原因になることは少ないようです)、成人女子では5%に卵巣炎をひきおこすとされています。ワクチンを接種するとこのような合併症にかかることはまずないとされています。
おたふくかぜワクチンは自費で5,100円です。

その他、定期接種以外の任意のワクチン費用は、B型肝炎ワクチンは一回4,580円。

A型肝炎ワクチンが、7,130円です。ーA型ワクチンは、東南アジア、中国に移転する場合にお勧めするワクチンです。

ロタウイルス胃腸炎予防ワクチンを開始しましたー

ロタウイルス胃腸炎は、感染性胃腸炎の一つで乳幼児の胃腸炎です。突然に嘔吐して、黄色い色から白っぽい水のような下痢を起こします。発熱をともなう事もあり、回復には5~7日かかります。脱水症に注意すれば、回復しますが、まれに、脳炎脳症を合併することがあります。
冬~春に流行し、3~24か月のこどもに典型的発病をみますが、生後3か月までは、母親からもらった免疫で症状は軽くすみます。しかし、生後3月以降の乳児は初めて感染すると重症化すると言われています。この胃腸炎は、内服するワクチンで予防できます。生後6週~生後6ヶ月の間に4週間あけて経口接種します。他の注射ワクチンとの同時接種もできます。電話で予約を受け付けています。わからないことがあれば、2か月時に受ける、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンと同時に受けるのが良いでしょう。わからない場合、医師にご相談ください。
なお、このワクチンには、ロタリックスとロタテッツの2つのワクチンがあります。効果に大きな差はないと考えています。ロタリックスは2回接種です。ロタテックはあります3回接種です。接種間隔は4週あけます。どちらも、生後24週(生後6か月)前に終わらせる必要があります。1回目は早めにお受けください。
任意接種ですので、自費になります。※2020年10月から定期接種化されます。
費用はロタリックス1回12,630円で2回。
ロタテック1回8,400円で3回です。