小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチン接種のQ&A |
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・ 日本の小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンの接種と一連の死亡との間に、現時点では、直接的な明確な因果関係は認められないと考えられる
・ 小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンの接種後の、国内での死亡報告の頻度については、諸外国で報告されているものと大きな違いはみられず、国内でのワクチン接種の安全性に特段の問題があるとは考えにくい。
Q2 ワクチンの接種の際には、どのような点に気をつければよいですか。
A2 接種は、発熱がなく、急性疾患にかかっていないときに行うべきものであり、医師による問診・診察や検温などを受けた上で行う必要があります。普段からお子様をよく知っているかかりつけの医師がいれば、その医師から接種を受け相談するとよいでしょう。
Q3 小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンとの同時接種や、3種混合ワクチンなどの、他のワクチンとの同時接種は安全なのでしょうか。
A3 国内外の調査研究によれば、同時に接種した場合、発熱や注射した部位の腫れなどの軽い副反応が増加するという報告もみられますが、差がないとする報告も見られます。同時接種による重篤な副反応の増加は報告されていません。欧米においても同時接種の安全性については問題ないとされます。